今回は、これまでに発表したトリップグラフィックスのうち、ウケたものとウケなかったものを、具体的にご紹介したいと思います。ウケたか、ウケなかったの指標はいろいろありますよ、ということを前回長々とご説明しましたが、今回は単純にページについた、ソーシャルメディアでのリプライ(フェイスブックの「いいね!」やツイート、ピンタレスト、はてなブックマークなど)の総数でランキングしてみました。
まずは反響の大きかったトリップグラフィックスのトップ5です。
1. 外国でやってはいけないハンドサイン
2. 薄毛世界地図
3. 日本全国お雑煮文化圏地図
4. 世界肥満地図
5. 日本全国花火大会スケジュール 2013
最も反響が大きかったのは、2012年の5月に公開した「外国でやってはいけないハンドサイン」のトリップグラフィックでした。これは、言葉だけでなく、ジェスチャーも国によって異なることを説明したインフォグラフィックで、国によっては卑猥な意味や相手に対する侮辱になる、12のハンドサインを紹介しています。
会議の途中で、これをTシャツに刷って、旅行口コミサイトのトリップアドバイザーが、旅先で着てはいけないTシャツをプレゼントしたら面白いのではないか? と企画がエスカレートしてきました。
プレゼントキャンペーンを絡めたこともあり、メディアからの反響も大きく、ヤフーのトッピックスにも掲載され、一時は、トリップグラフィックを掲載しているサーバーがつながりにくくなるという事態も。応募も予想以上となり、うれしい悲鳴をあげた企画です。
2位と4位は、薄毛率と肥満率の国別のデータを元に、ランキングとマップを組み合わせて表現したもの。センシティブな話題ではありますが、お国柄のようなものが透けて見えることや、日本は意外にランキングが低いことなどもあり、多くのウェブメディアで取り上げていただきました。