三越伊勢丹グループは12月25日、観光庁と連携し平成25年度ビジット・ジャパン事業の一環として取り組む訪日プロモーション「Shopping in Japan Campaign」について発表した。日本に関心の高い三越伊勢丹グループの海外店(中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア5カ国33店舗)のカード会員向けに、キャンペーン内容を告知し、訪日旅行を喚起する。
キャンペーンでは1月2日から国内の全店で、電話通訳サービスを行い、海外店会員カード持参者に対して5%オフになるゲストカードを発行。
伊勢丹新宿本店などメイン5店舗ではクーポンブックの進呈やおもてなしイベントなども実施する。
海外店でのキャンペーン告知は11 月より順次実施しており、三越伊勢丹グループ海外カード会員(約270万人)に向けた会員報やDM、SNS、ウェブサイトなどでの告知のほか、中国、台湾、タイの旅行会社でも告知を実施。
アジアにて店舗網を持つ同グループは、日本について関心の高い顧客に対してプロモーションを行ない、観光客の訪日動機であるショッピングの満足度を向上することで、訪日旅行の需要を喚起していきたい考え。