国際商談会VJTM2013のインパクト
昨秋11月27日~29日、わが国最大のインバウンド商談会である観光庁主催の「VJTM(VISIT JAPAN トラベルマート)2013」が横浜にて開催された。今回も全世界からおよそ300社もの訪日旅行を扱う旅行会社のバイヤー〔買い手〕が訪れ、国内からはそれ以上のセラー〔売り手〕の団体が参加した。
そして実に1千人以上の人たちが、巨大な会場でビジネスマッチングの機会を求めて白熱した空気の中、真剣な商談を繰り広げた。当社も毎年ブース出展させてもらい、実に大きな成果を享受している。そうした成果の中でも、特に特に今回の手ごたえは、お蔭様で前回までとはるかに違う、途方もなく大きく強いものになった。
何がこれまでと違ったのか。従来はこの商談会に当社グループの中で、われわれインバウンド担当チームだけで参加していた。今回の新しい試みとして、わがドン・キホーテの東京と神奈川のエリア責任者と店長を招待することにし、その結果、全員が総結集した。総勢数十名の店長たちが、連日にわたってインバウンドの商談会に初参加した。
こちらでリクエストしたことだが、全員派手な黄色のドンキの法被を着こんで参加した。これまでも機会あるごとに、私を含め、われわれインバウンド担当チームのメンバーは、訪日観光市場の成長への対応と、当社店舗での外客受け入れ態勢の充実について、現場の店長のみんなに口をすっぱくして訴えてきていた。しかし、いまひとつ分かってくれないもどかしさがあった。インバウンド関連予算もなかなか割いてくれなかった。