銀座で楽しむ半島地域の食と文化、交流イベント「半島のじかん」始まる

日本デザインコミッティーと国土交通省による展覧会 半島のじかん2014「半島の台所」が本日より、松屋銀座7階・デザインギャラリー1953で始まる。

三方を海に囲まれ、幹線交通体系から離れているなどの地理的な悪条件を抱えている半島地域。国は半島振興法に基づき、全国23の半島振興対策実施地域を指定し、その振興を推進している。

これらの半島地域では、豊かな農林水産資源や独特の自然景観・文化等、半島ならではの地域資源を活かした地域の内発的な取組が行われている。

こうした地域活性化の活動を含め、半島地域の魅力を都市に暮らす人たちにも知ってもらうことを目的とし、交流イベント「半島のじかん」が2011年にスタート。

3回目にあたる今年、「半島と食」をテーマに、これまでの成果をお披露目する。

会期中には、本展覧会を担当した日本デザインセンター 原研哉氏、この企画のグラフィックデザイナー 大黒大悟氏をはじめ、さまざまなジャンルの人たちが登壇し、デザインサロントークを開催する。

いずれも予約は不要で、入場は無料。また、松屋銀座7Fデザインコレクションにて、展覧会会期中、本展で展示を行う各半島の産物も販売される。

デザインサロントーク 開催概要

2月2日(日)午後2時〜3時  「『半島のじかん2014 半島の台所』を読み解く」
出演:大黒大悟(「半島のじかん2014」グラフィックデザイナー/日本デザインセンター 大黒デザイン研究室)+原研哉+鈴木輝隆(江戸川大学 社会学部教授)

2月2日(日)午後4時〜5時  「半島の食をデザインする」
出演:大黒大悟+有城利博(ありしろ道具店店主・伊豆中南部地域)+金七聖子(松波酒造若女将・能登地域)

2月15日(土)午後3時30分〜4時30分  「半島の食をめぐるチャレンジ」
出演:中山幹生(東京農業大学 農山村支援センター学術研究員)+辻悦子(企業組合でる・そーれ理事・津軽地域)+豊田玲子(NPO法人風土計画代表理事・丹後地域)+畦地和也(黒潮町役場職員・幡多地域)

2月15日(土)午後5時〜6時  「『半島のじかん2014 半島の台所』クリエイターがとらえた半島」
出演:大黒大悟+是方法光(「半島のじかん2014」コピーライター/日本デザインセンター チーフコピーライター)+白井亮(「半島のじかん2014」フォトグラファー/白井亮写真事務所)

展覧会概要

第701回デザインギャラリー1953企画展 半島のじかん2014「半島の台所」
会期: 1月29日(水)〜2月25日(火)  入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953

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