コミック誌『月刊ヒーローズ』を発行するヒーローズ(小学館クリエイティブとフィールズの共同出資)は、同誌連載漫画の『ULTRAMAN(ウルトラマン)』が、3月5日の第4巻の発行で100万部を突破することを記念した「コミックス100万部へ!みんなでULTRAMANに変身!!キャンペーン」を実施している(2月9日~3月20日予定)。
キャンペーンサイトでは、AR技術を活用した体感型コンテンツを用意。WEBカメラを通じた顔認識機能により、ブラウザ上でULTRAMANのマスクが自身の顔にかぶさり、擬似的にULTRAMANになることができる。
さらに、コミックスの背表紙をWEBカメラにかざすと、背表紙部分からスペシウム光線が発射されるバーチャル映像が流れる。
顔と背表紙の2つを同時に認識させるARコンテンツは珍しい取り組みとなる。
また、画像をキャプチャ―保存してそのままSNSに投稿することも可能だ。
このARコンテンツは、2月9日に幕張メッセで行われた「ワンダーフェスティバル」のヒーローズブースにおいても活用。入口付近の同社ブースではこのコンテンツを体験する人が多く、好評だったという。
キャンペーンでは、このほか先着7000人で作る「ULTRAMANモザイクアート」に参加した人、およびモザイクアート参加締切後に応募フォームから応募した人の中から、抽選で1名に100万円相当の純金ULTRAMANフィギュアをプレゼントするというオープン懸賞も行っている。
こうした一連の施策によって、ブランドの認知拡大・ファン層の拡大を狙う。