避けて通れない大問題。「英語」について

世界で仕事をするために必要なのは英語力「だけ」

ここではそういう成功体験(と呼べるレベルまで英語力が向上したとは言えませんが)を語りたいのではなくて、言いたいことは1つです。

ある程度円滑にコミュニケーションができるようになって改めて理解したことは、英語さえしゃべれれば、日本で自分の能力を使って仕事をしている人なら誰でもその能力で海外に出れるということです。

当たり前の話なのですが、何が言いたいかというと、日本人が海外で仕事をするために必要なことの90%くらいは英語です。文化の違いとかそういうものは、それに較べれば些末な問題でしかありません。英語さえできれば、大概の仕事で求められることは同じだし、それに返す方法も大体同じです。英語さえできれば、自分が日本でできていることのほとんどをそのまま活かすことができます。

私のパートナーの川村は、日本でもアメリカでも同じように仕事をします。仮に彼が英語をしゃべれなかったとしても、彼のクリエイティブは世界に通用するレベルなのだとは思うのですが、現実的に彼がこれだけ世界で認知され、賞賛されているのはなぜなのか。

語弊を恐れず言えば、それは英語が話せるからです。英語で自分がつくりたいものを説明し、自分がつくったものを伝え、世界で必要とされていることをいち早くキャッチできる。

能力がある人ならば、世界に出て勝負するために必要なのはほとんど英語だけだと言っても過言ではありません。

しゃべれなければ人間失格。ですが、もししゃべることができたなら、いきなり世界的な何かになることだってできるのです。

私が数カ月感ニューヨークで過ごして確信したことは、自分が世界で仕事をするために必要なのは、英語力「だけ」である、ということです。

そんなわけで、今日も今日とて私は「英会話」と戦っています。この一筋縄では行かない山を登りきったところに、「世界」があるのは間違いないから、頑張るのです。

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清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)

東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。

清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)

東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。

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