【連載「アドフェスト2014現地レポート」】
・「アジアはクリエイティブを愛してる!ADFESTに見るコ・クリエーションパワー」
・「広告賞から逃げちゃダメだ!」コチラの記事です
おはようございます!アドフェスト3日目の朝です。
みなさま、はじめまして。ADKクリエイティブ本部の河野洋平(かわのようへい)と申します。広告と育児で疲れきった頭を刺激してこい!とボスから特命を受け、私はいま、タイはパタヤで3日間開催されているアジア太平洋広告祭「アドフェスト2014」に来ています。
今日は、アドフェスト3日目の朝です。昨夜は、約半分のアワードの授賞式が行われました。そして今夜、フィルム部門、アウトドア部門、メディア部門などの残りのアワードが決定。熱かった3日間に幕が閉じる予定です。
初めてのアドフェストです。なんにも作品エントリーできずに来てしまいました(汗)。案の定、肩身の狭い3日間を過ごしています。日々の仕事に忙殺され、広告賞とは無縁だと思ってやり過ごしてきた男が、アドフェストを体感して何を思ったのか。今後、いろんなところで今年のアドフェストが総括されていくことと思いますので、この日記では、アドフェスト2日目が終わった時点ではありますが、僕なりに感じたことを拙いなりにも綴ってみようと思います。
アドフェストには、広告業界の未来が盛りだくさん
日本をひいき目で見てしまうんですが、それを差し引いても、今年の日本勢は、強いですね!2日目の受賞結果だけでみると、インタラクティブはシルバー以上のほとんどを日本勢が独占。グランプリは、インタラクティブ、ダイレクト、プロモ、デザインが日本です。
「アドフェスト2014」の受賞作一覧はこちら
これらのカテゴリーのファイナリスト以上を会場で見て、改めて感じたのは(今さらかもしれませんが)、広告業界のトラディショナルな枠をどのように超えていけばいいのか?というヒントが、わかりやすく具体的なアイデアでカタチになっているということです。
「そうか、広告クリエイターは、そのスキルをこうやって活かしていけばいいんだ。」といった具合に。広告はどうなっていくのか?ではなく、私たちの広告スキルで、世の中にどんな新しいことを提示できるのか?言い換えるなら、広告祭とは「広告業界の人たちはこれからこうやって飯を食べていけばいいんじゃないのか」祭り、なのかもしれない。
もちろん、中には「これって広告?」というアバンギャルドなエントリーもありますが、時代の思考が追いついていないだけかもしれない。そんな広告に希望をもたらす部門が中心となっていた2日目のグランプリアワードを、ぜひここでおさらいさせてください!
【連載「アドフェスト2014現地レポート」】
・「アジアはクリエイティブを愛してる!ADFESTに見るコ・クリエーションパワー」
・「広告賞から逃げちゃダメだ!」コチラの記事です