大阪広告協会は3月28日、「第57回大阪広告協会賞」および「第47回やってみなはれ佐治敬三賞」の受賞者を発表。それぞれ、ロート製薬と、電通関西支社クリエーティブ局 日下慶太氏が受賞した。
1957年に制定された大阪広告協会賞は、優れた広告活動を通して、企業業績の向上と大阪からの情報発信、ひいては大阪の経済・文化の発展に貢献した個人、または団体を顕彰するもの。
今年の受賞企業であるロート製薬は、「よろこビックリ誓約会社」というコーポレートスローガンのもと、幅広い年齢層に対応したブランドを育成している点、プロモーションや広告活動を活発に行いながら、20期連続の業績向上を続行している点などが評価された。
また、佐治敬三賞は、チャレンジ精神あふれる作品を制作したクリエイターを顕彰する賞。受賞した電通関西の日下慶太氏は広告の企画制作のほか、人材育成、地方自治体の活性化などに携わっている。今回の受賞では、シャッター商店街活性化の取り組みが評価され、「新世界市場ポスター展」および「文の里商店街ポスター展」の屋外広告&イベント、ポスターなどが受賞作品に選ばれた。
両賞の贈賞式は5月29日、大阪市内で開催される定時社員総会後に行われる。