資生堂、グローバルブランド強化 魚谷社長「戦う社員育てたい」

資生堂は、142回目の創立記念日を迎えた8日、グローバルブランドの新製品発表会を行った。2014年度4月より新社長に就いた魚谷雅彦氏から、「マーケティング改革」プロジェクトの推進方針とともに、その第一弾として新製品が発表された。

資生堂は、国内外のマーケティングの強化を図るため、「マーケティング改革」プロジェクトを進めている。

グローバルブランドの「SHISEIDO」はじめ、「エリクシール」や「マキアージュ」を重点ブランドとして、資生堂ブランドを再定義し、中長期的なブランド戦略を策定する。

2013年にマーケティング統括顧問に就任し、今年度、経営体制を一新するにあたって社長に就任した魚谷氏は、「資生堂の事業の広がりとともに、商品ごとのブランド認知がまだらになっており、重点ブランドのマーケティングを強化する必要がある」と説明。「マーケットの動きに対してスピーディーに対応する『戦う社員』を育てたい」と強調した。

今回、「SHISEIDO」のブランド強化始動の第一弾として発表された新製品は、「アルティミューン パワライジング コンセントレート」。長年におよぶ皮膚科学研究をベースに開発され、年代や人種を問わず、使用できる。同製品は、グローバルブランド「SHISEIDO」のブランド革新の象徴となるアイテムとして位置づけられ、スキンケアの革新を2014年秋から本格化させる。

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