メルセデス・ベンツ、国内3つ目の情報発信拠点「Mercedes me」を期間限定でオープン

メルセデス・ベンツ日本は5月1日、「Mercedes-Benz Connection
(メルセデス・ベンツ コネクション:MBC)」に続く新たな情報発信拠点
「Mercedes me(メルセデス ミー)」を東京・六本木の複合施設
「東京ミッドタウン」内に期間限定でオープンする。

同社は2011年7月より東京・六本木で、2013年4月より大阪・梅田で
それぞれMBCを展開。カフェやレストランを中心とした
これまでにないコンセプトの店舗を通じて、新たな顧客層に対するブランド訴求、
エンゲージメントの構築に取り組んできた。
「Mercedes me」は、その世界観を受け継ぎながらも、
よりクルマ以外の部分でメルセデスブランドを体感してもらうことに重きを置いた
サービスを展開する。

具体的には、「Show」「Space」「Music」「Food」という
4つのキーワードを軸に店内空間を構成する。

「Show」

最新車種や限定車種など、話題のモデルを展示。

「Space」

アイウェア、バッグなどの革製品、家具、ヘリコプター、モーターヨットなどを展開する
メルセデス・ベンツのブランド「Mercedes-Benz Style(メルセデス・ベンツ スタイル)」
の家具やインテリアグッズを展示するほか、同ブランドのオリジナルサングラスを販売する。

「Music」

J-WAVEとコラボレーションした新プロジェクト「Mercedes me MUSIC FACTORY」を開始。
6月にスタートする同名のラジオ番組と、Mercedes meというリアルな顧客接点をソーシャルメディアでつなぎ、
「ドライブと音楽」について語り合うユーザー参加型の共創コミュニティを形成する。
具体的な実施内容は現在構想中だが、リアルな音楽イベントや、Mercedes me内で流れるBGMのセレクション、
ドライブシーンで利用可能なさまざまなコンテンツの企画などを予定している。

「Food」

MBCで展開しているカフェ「DOWNSTAIRS COFFEE」と、米国シカゴ発のポップコーンブランド
「ギャレット ポップコーン ショップス」とがコラボレーションしたカフェ
「Garrett cafe meets DOWNSTAIRS」 を展開。ポップコーンを使ったフード、スイーツが展開される。

メルセデス・ベンツ日本の広報担当者は、
「MBCを2拠点で展開する中で得た気づきが元ととなり、Mercedes meのコンセプトを決めた。
六本木はMBCを目的に来店されるお客さまが多い一方、
梅田は大型複合施設『グランフロント大阪』のテナントとして展開しているため、
MBCを目的とする方だけでなく、偶然近くを通りかかって興味を持ち、来店される方も多い。
Mercedes meでも、そうした“偶然の出会い”を多く創出したい」と話す。
展開は12月上旬までを予定している。

「Mercedes me」は、今年3月にメルセデス・ベンツ ドイツ本社が発表した、
同名の顧客サービス「Mercedes me」の
認知拡大を目指す取り組みの一つでもある。

「Mercedes me」は、モビリティサービス「Mercedes move me」、
コネクティビティサービス「Mercedes connect me」、総合アフターサービス「Mercedes assist me」、
ファイナンスおよび保険サービス「Mercedes finance me」、
ビジネスイノベーション・ コミュニティ「Mercedes inspire me」の5つの領域で構成される。
デジタルプラットフォームを核とする包括的サービスで、
ドイツ本国では6月に本格的に提供を開始する。

日本における展開については時期・内容ともに未定だが、
まずはサービスブランドの世界観をより多くの人に知ってもらうことを目的に
今回の情報発信拠点のオープンに至った。

今年3月末時点で、MBCの来場者は2拠点合わせて230万人を超えた。
この実績を本社も高く評価、今後はドイツを含む世界各国に
こうした情報発信拠点を展開していくことが決まっている。
今回東京ミッドタウンにオープンする「Mercedes me」は、
その先駆けとなる“パイロット店舗”として展開される。
「Mercedes me」は、2020年までに世界40拠点に拡大していく予定だ。

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