nepia「千のトイレプロジェクト」やユニセフ「世界手洗いの日」などの
ソーシャル・プロジェクトを数多く手がける
電通ソーシャル・デザイン・エンジン コピーライターの並河進氏が、
これまでに書き溜めてきた「言葉」の数々を公開する詩展
「little stones in panic forest -いつか心の森で迷ったら 言葉の小石を目印にして-」を開催する。
会期は5月7日から17日までの10日間、
会場は東京・表参道にある「山陽堂書店」2階の「山陽堂ギャラリー」。
会場では、主に2010年後半から2012年前半に同氏が綴った言葉を展示する。
並河氏は「その2年間、僕はパニック障害という病に苦しんでいました。
だから、当時の僕にとって、言葉を書き留めることは、心の奥、森の中を迷いながら、
言葉という小さな目印をおいていくような作業でした。(中略)
森の中の小石がただそこにあるように、ただここにある言葉たちを、
誰かに拾ってもらえたら、と思います。」としており、
展示のタイトルにはその思いが込められている。
展示会初日には、写真家・作家の小林紀晴氏をゲストに招いた
トークイベント「言葉の力」(有料・要予約)を開催する。
小林氏は広告写真も多く手がけており、並河氏とは
「千のトイレプロジェクト」や書籍『ハッピーバースデー3.11
あの日、被災地で生まれた子どもたちと家族の物語』などで協業した経験がある。
また同展の開催にあわせ、同名の詩集が出版される。
5月7日より、山陽堂書店ほかで販売される予定。
★並河進氏によるコラム『広告の未来の話をしよう。 Communication Shift』
(連載終了)はこちら