サイバーエージェント、動画広告の専門組織立ち上げ

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サイバーエージェント(CA)は6月1日付で、オンライン動画広告の企画制作の専門組織「Online Video Studio」(オンライン・ビデオ・スタジオ)」を設立する。動画広告の需要拡大をにらみ、受注体制を整える。同社インターネット広告事業を統括する伊達学氏が陣頭指揮をとり、2015年4月末までに100社との取引を目指す。

制作パートナーに、共同テレビジョンや東北新社、ロボットほか、テレビ番組や映画、テレビCM制作大手を迎える。また、著名人を起用した動画制作を手がける子会社アメスタも加え、企画プロデュースを行う。CAが運営するブログサービス「Ameba」内の動画広告枠も利用する。

新組織立ち上げが相次ぐオンライン動画広告分野で、独自性のアピールが焦点となっている。オプトとカルチュア・コンビニエンス・クラブの合弁会社は5月19日、共通ポイント「Tポイント」会員情報を活用した動画広告配信サービスを開始。実店舗での購買にもたらした効果の把握を目指す。デジタルインテリジェンスは、ワン・トゥー・テン・ホールディングスとの事業提携で、それぞれ強みを持つデジタルマーケティングと、インタラクティブコンテンツ制作での相乗効果を狙う。

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