6月10日、セールスフォース・ドットコムは東京ミッドタウンホールにて、「Salesforce1 World Tour Tokyo」を開催。
本フォーラムで、日本市場向けに新たに提供されることになった「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」について紹介された他、終日に渡り、マーケター向けや中堅企業向けなどのテーマで約20の講演、パネルディスカッションが繰り広げられた。
今回のフォーラムの目玉となる発表の一つが、LINEとのパートナーシップ契約であったことから、米salesforce.com Salesforce ExactTarget Marketing Cloud SVP&ジェネラルマネージャーのリー・ホークスレイ氏が登壇し、LINEの上級執行役員法人ビジネス担当の田端信太郎氏をゲストに迎えた特別セッションも開催に。
LINE公式アカウントの機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス「LINE ビジネスコネクト」と「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」の連携開発、販売の企業における具体的な活用の可能性について言及された。
リー・ホークスレイ氏は「企業側の視点ではなく、あくまでユーザーの側に立つ姿勢に共通点があったことが、今回の契約が決まった基盤にある」と話した。また田端氏も「Salesforceとの連携によって、LINEを通じてユーザーにとって適切なメッセージを企業が発信できるようになった。
LINEが持つ配信のリアルタイム性、オンライン・オフラインを超える力、さらにスタンプに象徴されるエモーショナルな価値とCRMシステム『Salesforce ExactTarget Marketing Cloud』が連携したことで、より企業の方が消費者から信頼を得るためのコミュニケーションツールとしての活用の可能性が広がった」と話した。
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