眞鍋よ。学べ!(3)〜若手クリエーターカンヌ滞在記〜

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ついにカンヌも最終日。
今まで審査員の方々や、日頃お話できないようなクリエーターの方々といろいろお話でき凄く充実した日々を送っています。

僕は、九州というローカルからの参戦。
同じく名古屋というローカルから「MOTHER BOOK」というステキな作品で数々のライオンを手にしている土橋さんに、昨夜のパーティーでいろいろ話を伺っているうちに、来年は必ず自分も!という気持ちに益々火がつきました。

ローカルからどうしたらライオンが狙えるのか?
世界に通じるアイデアとは一体なんなのか?

受賞作を眺めていて、一つ気付いたこと。
それは、「広告がきちんとユーザーに対し役割を持つ」ということなのかもしれません。企業が言いたいことだけを言う広告はもはや価値はなく、商品そのものと同じように、広告自体もユーザーのためになる機能をもつことが大事。

それは、従来の“広告”ではなく、しっかりと人の為になる“コンテンツ”になるということ。

モバイル部門グランプリのNIVEA SUN KIDS/PROTECTION ADは、海水浴中のお母さんとこどものために、

アウトドア部門シルバーのSP LAGER/MOZZIE BOXは、野外でビールを飲む人のために、

地方にいると、まず目立たなきゃ、話題にならなきゃということを意識し過ぎてしまい、ターゲットをマスとして捉えがち、「(この広告は)どんな人に向けて、どんなことをしてあげられるのか?」というところが疎かになってしまってるなと痛感・・・。

“しっかりと役割をもてば、必要とする人たちへ自ずとひろがる”
“拡がる仕組みでなく、機能する仕組みをしっかりと考えること。”

カンヌ最終日。
思いっきり学び。帰国したら、さっそく仕事に生かしたいと思います!!!
その前に・・・帰国したらココイチのカレーが食べたいです。(すでに日本食が恋しい・笑)

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