ソーシャルメディア上で「楽天カフェ」がトレンドワードに
——オープンにあたっての告知はどのように行いましたか?
5月29日のオープン日に向けて注目が集まるよう、27日の夜に行われたレセプションパーティーには、発信力のあるブロガーやファッションモデル、テレビメディアに対して影響力のある人などを招待。最終的に600名ほどが集まり、ファッション業界、ネット業界などなど幅広いところまで、話題が広がるようにしました。
そうすると、彼らがブログやツイッターにパーティーの様子をどんどんアップしてくれて、SNSやツイッターのトレンドワードとして「楽天カフェ」が出るくらいにまでになりました。この影響は非常に大きく、拡散した情報を見たテレビメディアから、29日のオープニングセレモニーを取材したいという依頼が殺到しました。
単にストレートニュースとして取り上げられるだけでなく、テレビ局のスタジオでの試食、店内レポートなども入り、各番組が大きく取り上げてくれたので、広報戦略も大成功で、非常に効果的なものとなりました。
——4月に始まった「楽天チェック」、さらに秋に始まる「Rポイントカード」といったサービスとの関連性など、まず楽天カフェで楽天チェックなどを体験してもらい、そこをハブにして、渋谷周辺の対象店舗に対して、送客していくという狙いもあったりするのでしょうか?
楽天カフェが楽天の展開するサービスのショーケースの意味合いがあるのは確かです。これまでのカフェのように、追加注文の際にはまたレジに並んで注文・支払いをしてということをしなくても、コンシェルジュがその場で「楽天スマートペイ」を使って、スマホで決済できる。お店側からではなく、お客さまの視点から便利であることを実感してもらい、そういう体験をどんどん増やしていきたいと思います。
同様に、楽天チェックやRポイントカードも、楽天カフェで体験してもらうことをきっかけに理解を広め、店舗を出てからも使ってもらいたいと思っています。
「Kobo」関連記事はこちら
「Wi-Fi」関連記事はこちら
【楽天大学長の仲山 進也さんが出版記念セミナーを開かれます。詳細はこちら】