一糸まとわぬ姿のレイザーラモンRGが湯船で飛び跳ね、はしゃぐ。さらには露天風呂で叫んで飛び込む。そして全くウケないギャグを連発してすべる、といったWeb動画が6月26日に公開された。
この動画を配信したのは、昨年10月に熊本県観光課内に設立された「ふろモーション課」。同課では熊本の「正しいおふろ文化」を世に広げていく活動=ふろモーション活動を行っており、その課長代理として熊本出身のお笑い芸人レイザーラモンRGを起用。おふろの流儀としてやってはいけないことを「あるある」ネタとして紹介する。
特設Webサイトでは、「のぼせモン天国」というタイトルで、「のぼせモン効果」を謳う。「のぼせモン効果」とは、身も心もポジティブにしてくれる熊本県の温泉ならではの効果・効能。これを強調すべく、「あっちが地獄なら、こっちは天国だ。」というコピーで挑発的な姿勢を見せる。これは「おんせん県」のプロモーションで話題を集めた、大分県の観光スポットである地獄めぐりを意識してのコピーだ。
「熊本県も全国有数の温泉地。それをPRするにあたり、何か話題になることをやりたい」という依頼を受け、電通九州の和久田昌裕さんが企画を手がけた。「熊本出身の芸人の中に、レイザーラモンRGさんを見つけ、彼が登場する“おふろあるある”があったらいいよねと考えたものです。予算の制約はありましたが、その中で最大限に面白く、でもおふろの企画なのでどことなく“ゆるい”世界観を目指しました。出来るだけ多くの人に、熊本のおふろっていいなーと思ってもらい、足を運んでいただけたらと思います」と話す。動画は特設サイトのほか、YouTubeでも視聴できる。
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