「和食に接する機会を増やしたい」――広告電通賞贈賞式で味の素・伊藤社長

初の総合広告電通賞を受賞した味の素の伊藤雅俊社長(中央)

初の総合広告電通賞を受賞した味の素の伊藤雅俊社長(中央)

第67回「広告電通賞」の贈賞式が1日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。初の総合広告電通賞に選ばれた味の素をはじめ、各社が壇上で表彰を受けた。

味の素は、昨年和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたこと受けて制作した和風調味料群の広告が「雑誌」で広告電通賞を獲得したほか、「新聞」で最優秀賞、「雑誌」「ラジオ」でそれぞれ優秀賞に選ばれた。伊藤雅俊社長は壇上で、「和食は美しさやおいしさが優れているだけでなく、高度な精神性をもった健康食でもある。和食の素晴らしさに気づいてもらい、接する機会を増やしてもらう狙いで出稿した」と述べた。

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