米アドエイジ誌のコンテンツマーケティング調査——57%のマーケターが予算は「増える」と回答

【コンテンツマーケティングの目的】

□ブランド認知・理解の向上 82.7%
□新規顧客・リード獲得 74.7%
□Create customer service content 74.7%
□レリバンシーの強化 65.4%
□ロイヤリティの醸成、顧客とのエンゲージメント強化 58.0%
□コミュニティ構築 56.2%
□顧客育成(セールスファネルで顧客を動かす) 45.7%
□カスタマーサービス  25.3%
□採用・人材募集 12.3%
□取引先への情報提供 11.7%
□従来型広告メディアチャネルからの脱却 6.8%
□その他(当てはまるものはない、ミッション達成のため等) 1.9%

コンテンツマーケティングにおける課題について聞くと、最も多かったのが「魅力的なコンテンツを作ること」で50.9%、次いで「予算がない」「着手する時間がない」がそれぞれ40.9%となった。

コンテンツ配信のために使用しているチャネルを聞くと、上位7位はすべてオウンドメディア、アーンドメディアという結果に。

最も多かったのはFacebookで81.5%、次いで自社サイト77.8%、Twitter68.5%、YouTube81.5%、ニュースレター51.9%、LinkedIn50.0%、動画43.2%だった。

【実施しているコンテンツマーケティングのタイプ】

□ソーシャルネットワークへの参加 88.3%
□プリントメディア (雑誌の記事体広告など) 72.8%
□ブログやデジタル版記事 71.6%
□動画 66.0%
□リアルイベント 61.1% 
□マイクロサイト 48.1%
□ブランデッドエンターテインメント 37.7%
□ホワイトペーパー、リサーチ、ソート・リーダーシップ 35.8%
※ソート・リーダーシップ(thought leadership)
特定のセグメントや分野において、時代を先取りしたテーマ・問題意識と、その解決策やソリューションを合わせて提示して、当該テーマに関する人々の議論を喚起、興味・関心や共感を高めてもらうことで、自社の製品やサービスのポジションを確立する手法。

□Webカンファレンス、ヴァーチャルイベント 29.6%
□ソーシャルコミュニティの構築 29.6%
□その他(DM、メール、ウェブサイト、テレビ、モバイルアプリ) 75.3%
□該当するものはない 0.6%

オウンドメディアやアーンドメディアを活用したコンテンツ発信を強化しつつも、多くのマーケターが依然として広告やペイドメディアの活用を重視していることも明らかになった。
42%のマーケターが「コンテンツの内容によってはペイドメディアを活用する予定」と回答しており、40.7%がプリントメディアを、40.1%がテレビを、今後もレギュラーで活用すると回答した。

コンテンツマーケティング <調査概要>

期間:2014年2月11~25日
方法:Web調査
有効回答数:191人(エージェンシー44%、マーケター40%、メディア16%)(経営層35%、VP層22%、ディレクター・マネージャー層38%、その他5%)
Advertising Age「Content Marketing 2014」

★米国企業のコンテンツマーケティング実施状況については、9月発行の『編集会議』でも詳しくご紹介します。

B2C」関連記事はこちら

デジタルデバイス」関連記事はこちら

アドバタイジング・エイジ」関連記事はこちら

ニュースレター」関連記事はこちら

プリントメディア」関連記事はこちら

アドエイジ」関連記事はこちら

アーンドメディア」関連記事はこちら

1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事