楽天は、同社のインターネットショッピングモール「楽天市場」の出店者を集め、今期下半期の戦略を共有したり、ネットショップ運営に役立つさまざまなフォーラム、ワークショップを行う「楽天EXPO」を、7月3日の東京会場を皮切りにスタート。「together 絆」をテーマに、今後、仙台、福岡、名古屋、札幌、大阪と5都市でも行っていく。
会場で行われた多数のフォーラムのうち、楽天大学 学長の仲山進也氏は「なぜあのお店は消耗戦を抜け出せたのか」をテーマに講演。価格競争、過剰サービス競争をしてしまうと、どんなに頑張っても疲弊するばかりで、大手に勝つことは難しいと語った。そのうえで「消耗戦を避けて、売れるお店になるため」にはどのようなことが求められるのか、という点について語った。
後半は、前半で語った「消耗戦を避けて、独自のポジションを築いている店舗」として、「よなよなの里 エールビール醸造所」の井手直行氏、「バラの家【バラ苗専門店】」の木村卓功氏をゲストに迎えてパネルディスカッションを展開。
「SEO対策をしたことがない」「とにかくお客さまを楽しませるコンテンツは何かを考える。そうすれば、自然とファンが増えていった」などのエピソードを披露した。
会場に集まった人たちは、2人の経験を交えた成功例に熱心に耳を傾けていた。
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