西日本新聞は、同紙経済電子版「qBiz(キュービズ)」の認知拡大・購買促進のために、6月からWeb動画のプロモーションを実施している。qBizのキャッチコピー「いい野菜は、八百屋が知っている。」をテーマに、九州にゆかりのあるクリエイターが手がけた動画を毎月9日に公開している。
第1弾の電通九州 左俊幸さんに続き、第2弾を担当したのは、BBDO J WEST 眞鍋海里さん。YouTubeの再生回数800万回を越えたオートウェイのWeb動画「雪道コワイ」を制作したことで知られている。その制作チームが再度集結し、今回の企画に挑んだ。
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眞鍋さんらは、新聞の情報を野菜に例えたキャッチコピーから、「情報は“鮮度”が命だ。だから、速く届けたい。」と着想。大型のエンジンを積んだ自転車で世界最速の新聞配達に挑むドキュメンタリー映像を制作した。ラストシーンにオチを加えることで、qBizの利便性を訴求している。
同じ課題をリレー形式で動画制作するにあたり、眞鍋さんは「競合プレゼンで、採用案も不採用案も全て公開される。これは公開処刑ですか?と言わんばかりの、とてつもないプレッシャーの中で企画をスタートさせました。ただモノは考えようで、これはチーム制だ!と考えることに。僕がすべてを解決しなくても、凄腕クリエイターの先輩たちが、足りない部分は補完してくれる。そう思うことで少しは気が楽になりました。そのおかげで、今回の企画のような一点突破ができた気がします」と話す。
来月9日公開の第3弾は、福岡出身で「hungry?」や「伊右衛門」シリーズを手がけた中島信也さん(東北新社 Suudonn)。同ユニットの藤井麻王さんも参加する。
広告会社と制作会社の垣根を越えた本企画は第6弾まで公開予定だ。
【スタッフリスト】
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