お菓子を食べて宇宙を学ぶ—森永製菓がJAXAと新商品を発表

森永製菓は19日より、創業115年記念プロジェクト「Okashinnovation(オカシノベーション)プロジェクト」の第一弾として、「おかしな自由研究」シリーズの販売を開始した。

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「Okashinnovationプロジェクト」は、「お菓子を通じて日本にイノベーションを起こす」というミッションのもと、同社が今年4月に発足させたプロジェクト。新井徹代表取締役社長(写真中央)は今回の企画について、「企業や行政、公的機関などと生活者とを、お菓子の持つ力で近づけていきたい」と新たなチャレンジに意欲的な姿勢をみせている。

第一弾「おかしな自由研究シリーズ」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同開発で誕生した宇宙がモチーフの新商品。夏休みの「自由研究」をテーマに、子どもたちがお菓子を通じて楽しく自発的に学べるようにと開発に着手した。抽象的で漠然とした「宇宙」をお菓子とのコラボレーションでより身近に感じてもらい、JAXAと消費者との距離を近づける狙いもある。

自由研究シリーズは「おかしな自由研究<もしも地球がチョコボールだったら>」「おかしな自由研究<夏の夜空におかしな星座をつくろう>」「おかしな自由研究<おかしな宇宙飛行士試験>」の3商品(各1250円・税別)で展開され、7月19日から9月23日まで開催されている「宇宙博 2014」(幕張メッセ国際展示場ホール)、JAXA筑波宇宙センター、おかしなおかし屋さん(アンテナショップ)、東急ハンズ新宿店・池袋店・渋谷店などで販売されている。

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例えば、「おかしな自由研究<もしも地球がチョコボールだったら>」(写真左上)には付属キットとしてチョコボール(キャラメル)、チョコチップクッキー、ミニチュッパチャップス(サワーフルーツ)、紙メジャー、ミッションブックが入っており、チョコボールを地球に見立て、付属品を使用しながら10億分の1の大きさの宇宙をつくることで、宇宙のスケール感を身に付けることができる内容となっている。

森永製菓は今回のシリーズ発売に伴い、宇宙についてより深く学ぶためのワークショップも開催している。8月にはJAXA筑波宇宙センター、科学技術館、ギャラクシティの3カ所で、子どもたちを対象としたワークショップが開かれる予定。


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