記録と記憶に残る大会に——井戸義郎・名古屋大会事務局長(中日新聞社取締役)

協会の存在意義、あらためて追求——愛知広告協会・祖父江治朗常務理事事務局長

名古屋大会の企画・運営を通じて、愛知広告協会としても大変活性化しました。広告主、広告会社、メディアと異なる立場の企業が「地域」という共通点で集まる広告協会にとって、全広連大会というコンテンツは一つの旗の下に団結する絶好の機会でした。

全広連の設立母体のひとつである愛知広告協会は昨年、創立60周年を迎えました。大会は「愛広協創立60周年プロジェクト」の集大成ですが、ほかにも様々な取り組みを続けてきました。地元の大学生向けに広告の現場に触れる場を提供する「実践広告ワークショップ」はその一つ。大学生に「広告を仕事にする」魅力について知ってもらうことや、表彰式を通じて会員社と接したりアピールしてもらう機会をつくることができました。

こうした取り組みは、すべてがつながっています。会員同士や一般の方との橋渡しで連携を深めたり、愛知広告協会賞や作品展を通じて地域の広告にスポットライトを当て、一般の方に広告を身近に感じてもらうことが我々のできること。それが地域密着の協会の存在意義だと考えています。

全広連とも連携を強化しながら、名古屋の広告市場の活性化に貢献していきます。

次ページ 「広告の仕事を実践に、ワークショップに大学生38人が参加」に続く

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全日本広告連盟名古屋大会
全日本広告連盟名古屋大会

広告界最大級のイベント「全日本広告連盟大会」が今年5月、名古屋市で開かれ、62回の歴史で過去最大の1600人が来場しました。主催は広告界の業界団体である公益社団法人全日本広告連盟(全広連)です。この企画は、全広連と宣伝会議とのコラボレーションの一環で、名古屋大会のレポートや地域ごとの取り組みを紹介します。

全日本広告連盟名古屋大会

広告界最大級のイベント「全日本広告連盟大会」が今年5月、名古屋市で開かれ、62回の歴史で過去最大の1600人が来場しました。主催は広告界の業界団体である公益社団法人全日本広告連盟(全広連)です。この企画は、全広連と宣伝会議とのコラボレーションの一環で、名古屋大会のレポートや地域ごとの取り組みを紹介します。

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