マーケティング責任者に聞く
<1> 後藤知成・青柳総本家 常務取締役
最近は地元名古屋への地域貢献と、自社製品のPRの両立を目指し、地元イベントへの協力やコラボ企画、地元の学校への学習協力などの活動をしている。また、ういろう業界全体のためにも、若年層にういろうを食べてもらう機会を創造できるよう努力している。
<2> 光岡昭典・エイチーム 社長室長
スマホ向けゲームの「エンターテインメント事業」と生活に密着したサイトの「ライフスタイルサポート事業」を展開する当社は、ネットとマスの両マーケティングを併用して多くのユーザーを集めている。今後は自社サービス間での相互送客をさらに強化していきたい。
<3> 永友一成・医療法人葵鐘会 理事
医療分野の比較広告は医療法で厳しく制限されているが、顧客は比較検討し選定している。人生の一大イベントでもある出産経験を、安心、安全なものになるように、正確な情報を伝え、訴求していきたい。制約の中にこそヒントがあると考え、医療広告にチャレンジしたい。
<4> 佐々木修二・サンゲツ 取締役マーケティング部 部長
わが社の基本戦略は顧客視点。インテリアを通じたコミュニケーション活動のなかで、顧客そして生活者双方のニーズに応えていく。空間の設えだけでなく、新たな価値観もコーディネイトすることで、日本のインテリア文化を次のステージに進めることができると考えている。
<5>石橋 徹・敷島製パ 開発本部マーケティング部長
手軽で日常的な食品であるパンだからこそ、お客さまの毎日を「おいしく」「あんしん」に、そして楽しく豊かな食生活を提案していくことを目指している。一方的な情報発信だけではなく、お客さまの生活スタイルや価値観を理解し相互的な関係づくりも図っていきたい。
<6> 富永浩稔・シヤチハタ マーケティング室 室長
主にスタンプ商品を提供している当社にとって、本質的な“捺すことの意味”を生活者の視点で考え、向き合うことが、ソーシャルな分野にも通じる価値の創出につながると考えている。人と人、人とモノとのグッドウィルな関係づくりを目指していく。
<7> 竹田浩康・椙山女学園 企画広報部 部長
本学園は100年を超える伝統を有し、愛知県を始めとした東海地方の女子教育を担い、地域に支えられてきた。これからも「時代に即した教育改革」を不断に行い、「女性の一生を支援する」学園として、地域の要望と期待に応えてこの伝統を継承していく。
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