■今後はヤフトピよりLINEニュース、ポータルよりまとめサイト
さて、ここから本題に戻ります!Aolニュースのページビューが上がった一番大きな要因は、外部サイトへ提供している記事からのバックリンク(自社サイトに戻ってくること)です。短期的な結果を求めるなら、どのニュースサイトも現状はこのスキームで大きくなる以外ないと思います。
バックリンクの話をすると、いま一番インパクトがあるのは「LINEニュース」じゃないでしょうか。ウチもかなりお世話になっています。「スマートニュース」もスゴいみたいですけど、ウチはチャンネルに入ってないし、何の恩恵も受けてないんで実感が分かりません。
昔は「ヤフトピ砲」と言われたぐらい、ヤフー最強だったと思いますし、ポータルサイトもそれなりに力を持っていましたが、スマホ時代&キュレーションサイト登場で現在は勢力図が完全に変わりました。
今後はヤフトピに載せるより、LINEニュースに載る方が良いという時代になる、なっていると思います。
オレが何故LINEニュース最強説を考えるかというと
ユーザーが見たいサイトに「直接リンク」で飛ばす
編集体制に愛がある
と思うからです。
オートマでも良いんですが、やっぱり人力の編集体制ってのは何よりも魅力的かなと。ヤフトピも一緒じゃねーか!って所もあるんですが、配信された記事はヤフー内に「格納」されているのと、参照リンクも切られたりしているので、直接飛ばすLINEニュースとは大きく違うなと。
あと、オレがPR的に強力な媒体だと思うのは下記媒体です。
やっぱり2ちゃんねるは最強 → 2ちゃんからのまとめサイト
narumiblogなどのしっかり編集されているブログ
error403といったツイッターセレブやYouTuber
ポータルやそこら辺のニュースサイトに掲載されるよりもネタによってはよっぽど影響力と破壊力があります。
■どうやってネットニュースと付き合えばいいの?
ネットニュースはウチ以外にもたくさんありますし、色んなジャンルがあります。各媒体、面白いネタは確実に待っているので、ネットでPRしたい人には上手くやれば今は結構なチャンスな時代は来てると思います。
博報堂ケトルの嶋さんが開かれている「若手限定!プロフェッショナルPRパーソン養成 嶋浩一郎ゼミ」でも、2011年からオレもエラソーにゲスト参加させてもらってますが、そこでもよく言っているのは
ネットニュースが取り上げそうなネタを知る
ネットニュースごとに合った文脈を許容する
です。
どうやって媒体にネタを提供するの?というと、シンプルに媒体者に直接つながるのがやっぱりオススメですね。意図も伝えられるし。「自分が取り上げてほしい媒体、好きな媒体に話を持って行く」ってのが理想じゃないですかね?
ただ、ネット業界には時々安いライターに丸投げしてる所とか、自分の媒体をゴミって言っちゃう所とか、取材とかできませんとか言う所もあるんで、そういう所はやめた方が良いと思いますね。