判断の基準は「愛情があるかどうか」
カフェでオリジナルメニューを出すとなれば、「くまのがっこうらしい美味しさ」とは何か考える。映像に音楽をつけるなら、「くまのがっこうらしい音楽」について考えることになる。
外部の専門家の協力も必要だ。リアルなフィールドに出ていくことで、各分野の専門家の力が加わり、キャラクターに新たな魅力が生まれ、ブランドの価値が増幅していくと相原氏は実感している。
だから、「ブランドを強化するには、あえてチャレンジを重ねていかなければなりません」という。
幸い「くまのがっこう」には、「くまのがっこう」が好きなカフェオーナーや作曲家など、ファンの専門家が集まってくれる状況がある。「いい人が集まってくれて、愛情を持って作ってくれるのが本当にありがたい。愛情がこもったものは、必ず人に伝わりますから」。
日々さまざまな企画への判断を求められる中で、実施するかどうかの判断基準は「愛情があるかどうか」。「これが面白いから、受けるからといった理由ではやりません。愛情があるかどうかというのは、子どもたちが喜ぶかどうか。そこに基準を置けば、やるべきかどうかはおのずと分かります」。
ブランドの領域が広がるほどに、日常の接点が増え、ファンも喜んでくれる。ブランドの成長がファンの喜びになる、理想的な状況が生まれている。
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