【千葉】アクアラインで経済効果
千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結ぶ東京湾アクアラインの交通量が2009年に通行料を値下げして初めて1日平均4万台を突破したことが6月、分かった。値下げ前の08年度は1日の平均交通量は2万800台で実に1.9倍。13年4月の圏央道木更津-東金間の開通効果が大きく寄与しているとされる。
交通量の増加で、人とモノの流れがよくなり、千葉県の観光客の動向も大きく変わってきた。県内観光は、今までの宿泊型から日帰り型への移行がうかがえ、安い料金で、近場を訪れ、短い日程で過ごす「安近短」の行楽傾向だといえる。こういったレジャー志向を踏まえ、千葉県の活性化につなげていきたい。(千葉広告協会)
【東京】第一線の講師招きセミナー各種開催
東京広告協会では、幅広い分野から話題の講師を招いての講演会や、第一線で活躍するエキスパートを講師に各種セミナーを実施。大学生対象のマーケティングやクリエイティブ講座など人材育成にも力を入れている。また、高校教諭に向けた研修会や学校教科書の広告関係記述調査など啓発活動を行っている。
6月13日には、講師に佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)を招き、演題「激動する国際情勢と日本の進路 ウクライナ危機が日本に与える影響」のもと特別講演会を開催し、会員及び一般130人が参加した。(東京広告協会)
【横浜】横浜のブランド力、発信の手法を模索
横浜広告協会は著しい変化を遂げる広告の世界に対応するため、記念講演会、会員の交流会を定期開催しています。東京に近いため、支店経済からなかなか脱却できない地元経済ですが、地元の魅力・ブランド力を広告を通じて発信する大切さを課題として、会員各社間で取り組んでいます。
5月の名古屋大会には、横浜広告協会から媒体・広告会社・クライアントの総勢20人で参加して全国の各広告協会から強い刺激を受けました。これを貴重な経験として、今後の地元経済の発展に生かしていきたいと思います。(横浜広告協会)
【新潟】講演や見学会で広告界に貢献
7月からの下期は行事が続く。7月25日には「三陸に仕事を!プロジェクト」をヒットさせた博報堂クリエイティブディレクター鷹觜愛郎氏を迎え講演会を開催する。9月には新潟のものづくりのメッカ、燕・三条地区を訪ね、銅器や農具製造の工場を見学する。同地区では小規模ながら個性的な製品を作り続ける現場を、一斉に公開する「工場の祭典」を昨年初めて実施。5日間で1万人が押し寄せ、海外からも高い評価を得た。
いずれもの行事も、地域に根差した広告ビジネスを考える好機として多数の参加を願っている。(新潟広告協会)
【長野県】善光寺ご開帳など地域行事を支える
当協会は、1982年発足以来、全広連や各地広告協会と連携して活動を続けてきた。1987年と09年には、全広連長野大会を主管。
年間を通して催す主なセミナー・講演会としては、5月に定時総会記念公開講演会、9月に高原の風セミナー、11月または12月にACC CMフェスティバル、3月に広告セミナーなどで、いずれの催しにも、会員と一般市民合わせて150人から、250人が聴講している。
今後は協会や会員として、2015年の善光寺のご開帳や2016年の全国植樹祭などにかかわっていきたいと考える。(長野県広告協会)