【岐阜】「岐阜町」が文化的景観に
岐阜広告協会では県内広告業界の活性化につながる事業をと考え、会員と地域の皆様との交流を図っています。
今年3月、伝統的な町並みでありながら現代の生活文化の基盤を築いた岐阜町が文化庁の文化的景観に選定されました。この価値について理解を深めるため、会員向けの新春講演会では地元教育委員会の文化財担当者による講演も行いました。
また今年は、地元プロスポーツJ2のFC岐阜がラモス監督を迎え大いに盛り上がっています。このような明るい話題に積極的に関わり、商品や企業、ブランド価値を共に押し上げていく信頼される広告を発信していきたいと考えています。(岐阜広告協会)
【静岡県】「家康」で愛知とつながる
愛知をこれでもかとアピールして、大成功に終わった全広連名古屋大会。「体感セミナー」には徳川美術館・徳川園が、「見学会」には岡崎城と大樹寺を巡るコースがあった。
2015年、愛知と静岡は徳川家康でつながる。家康公薨去400年にあたる平成27年、岡崎・浜松・静岡の3市は「家康公四百年祭」を一年通して展開する。
「久能山東照宮」の国宝指定、「富士山」の世界遺産登録、本年実施の「浜名湖花博」、そして来年は「家康公四百年祭」と、静岡県の交流人口拡大の仕掛けが続く。
「地方の元気は、ニッポンの元気。」だ。(静岡県広告協会)
【京都】京都文化の発信へ創意工夫
京都の料理人が登録のきっかけを作った「和食 日本人の伝統的な食文化」が昨年、ユネスコ世界文化遺産となった。
来年は、上賀茂・下鴨両神社で式年遷宮が執り行われ、伝統工芸に大きな影響を与えた「琳派」誕生から400年を迎える。また、東京五輪を見据え、京都の文化芸術を国内外に発信するプログラム策定に向けての議論も始動している。
再来年創立60周年を迎える京都広告協会もこれらの動きに連動し、広告を通して、京都のにぎわい創出に寄与できるよう創意工夫に努めたい。(京都広告協会)
【大阪】「大阪ならできる」地域の活況に寄与
アベノミクスならぬ「あべのハルカス」効果や、「USJ新アトラクション」など、平成26年度の大阪の広告・マーケティング活動は活況の予感がある。
大阪広告協会が主催の、業績向上と大阪からの情報発信に寄与した企業、個人を顕彰する「大阪広告協会賞」や、チャレンジ精神にあふれるクリエイターに贈られる「やってみなはれ 佐治敬三賞」では、元気な企業・クリエイターが選ばれた。さらに、当協会地域委員会主催で6月17日に開催の「V‐LOWマルチメディア放送」のセミナーでは、新たなビジネスチャンスへの期待から予想以上の参加者があった。
当協会の今年の活動目標「それ、広告ならできる。大阪ならできる」の下、セミナーや顕彰、会員相互の交流を通じて、地域の活況と元気に寄与してゆきたい。(大阪広告協会)
【神戸】官兵衛のふるさと姫路に脚光
兵庫県西部に位置する播磨の中核都市・姫路があつい。姫路は、現在放送されている大河ドラマ「軍師官兵衛」で脚光を浴びているのはもちろん、世界遺産を持つ街にふさわしい玄関口として駅前庭園や商業施設が整備され、訪れた多くの観光客の話題を呼んでいる。
また、来年2月には1万人のランナーが参加する「世界遺産姫路城マラソン2014」が実施され、翌3月には08年秋から始まった「平成の大修理」が約7年の歳月を経て完了、新たな姫路城としてお披露目されるなど、姫路は多彩な話題が目白押し。17年の神戸招致を宣言した全広連大会でも、姫路の魅力を再発見してもらえるツアーを企画したい。(神戸広告協会)
次ページ 「【島根】【岡山】【広島】」に続く