【大分】「おんせん県」で地域ブランド築く
大分県は今年も「日本一のおんせん県おおいた♨味力も満載」を合言葉に地域ブランド力アップ推進事業に取り組んでいる。名古屋大会でも大分県の「おんせん県って言っちゃいましたキャンペーン」が鈴木三郎助地域賞の優秀賞に選ばれるという栄誉に輝いた。
2015年は7月~9月にかけてのJRのデスティネーションキャンペーン、東九州道の大分-宮崎間の開通、さらに大分駅の新駅ビルや県立美術館の完成とますます話題豊富な大分県。当協会も様々な角度から全国への情報発信に努めたい。(大分広告協会)
【宮崎】宮崎ならではの「おもてなし」追求
九州の高速交通網は西高東低だ。高速道路の縦線に加えて西側は九州新幹線が開業しているが、東側は新幹線はおろか、東九州自動車道も完成していない。長年、宮崎は陸の孤島と揶揄された。
2014年3月、ようやく同自動車道の宮崎-延岡が開通した。鹿児島-宮崎-延岡が一本の高速道路でつながり、15年3月に大分、その後北九州まで延びる予定だ。
高速交通網による観光、物流などのメリットとデメリットが浮き彫りになりつつある。いかに交流人口を増やし、地域経済を活性化するか、課題が山積している。宮崎ならではの「おもてなし」に努め、地域間競争という対抗意識よりも「ウイン・ウイン」の姿勢で、魅力的な広告活動を展開したい。(宮崎広告協会)
【鹿児島】維新150周年“歴史”で活性化
桜島が活発に噴火する鹿児島は歴史の街でもあります。平成30年は明治維新150周年。それに向けて様々な取り組みが始まっています。鶴丸城「御楼門」復元プロジェクトもそのひとつ。これから歴史資源を活かした魅力的な街づくりが色々な形で話題になると思います。
さて、鹿児島広告協会では、広告を通じて街を元気にしていこうと取り組んでいます。4月の総会では電通の伊藤公一氏をお招きして特別講演会を開催しました。ブランドづくりの実例は、今後の情報発信に繋がる良い刺激となりました。(鹿児島広告協会)
【沖縄】元気な沖縄、広告でアピール
沖縄県内景気は、全国一位の出生率を背景とした人口増や、LCC就航、さらには円安の効果により入域観光客数が過去最高を記録するなど上昇基調が続いている。
当協会では、沖縄県内で唯一の広告賞「沖縄広告賞」を実施し、2013年度には新たに各部門の金賞受賞作から選ばれる「総合グランプリ」を設置し、大きく報道された。また、主催講演会では、コピーライターの渡辺潤平氏を招いて「渡辺潤平の太いコピーの秘密」を開催し、元気な沖縄を後押ししている。(沖縄広告協会)