今年、創立50周年を迎えたサン・アドが、8月30日からGallery916で「Orange! 株式会社サン・アド創立50周年記念展覧会」を開催する。
サン・アドの創立時のメンバーは、芥川賞作家の開高健氏、直木賞作家の山口瞳氏、アンクルトリスの生みの親である柳原良平氏など。以後、サントリーウイスキーのPR誌「洋酒天国」の編集、トリスウイスキーのTVコマーシャル、ポスター、新聞広告などを多数制作してきた。その後、サントリー以外にもホンダ、ソニー、リクルート、西武百貨店など広告主の幅を広げている。
現在ではWebデザイン、パッケージデザイン、プロダクトに至るまで制作領域は多岐に渡る。近年の仕事としては、30年以上続くサントリーウーロン茶のCM、ユナイテッドアローズ、村田製作所、トヨタの企業広告、虎屋のパッケージデザインなど。創業以来、人間のおかしみや愛おしさ、人間を応援するクリエイティブ表現を制作し続け、現在に至る。本展では、そんなサン・アドの多岐に渡る作品群を50年のアーカイブをたどりながら、一堂に展示する。会期中には、3回のトークショーも実施する(第一夜は既に満席)。
また、「サン・アドの広告表現とは何か」をテーマ別にまとめたブレーン別冊「そこは表現の学校のような場所でした。」を出版。発売にあわせて、代官山蔦屋書店では「サン・アド50年の小宇宙」フェアを開催中だ。サン・アドがこれまでに世に送り出した書籍やCD、Tシャツ、マグカップなど、さまざまなプロダクトを販売している。フェアの会期は9月22日まで。
Orange! 株式会社サン・アド 創立50周年記念展覧会
期日:8月30日~9月6日
場所:Gallery 916
時間:11時~20時(9月5日は16時閉館) 入場無料
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※トークショー
場所:Gallery 916 サン・アド展 会場内(入場無料)
時間:各回 18:00〜19:30 (17:30入場受付開始)
定員:各回 50名 (事前申し込み 先着順)
下記メールアドレスへ、メール本文に
「参加希望日」「名前」「職業」「連絡先アドレス」「電話番号」
をかならず書いて送付。50th_talk@sun-ad.co.jp
※定員になり次第締切
第一夜 9月1日(月)「光、形、言葉、なにやらかにやら」(満席で締切)
上田義彦(写真家)
葛西薫(サン・アド:アートディレクター)
第二夜 9月2日(火)「We are women.」
国井美果(ライトパブリシティ/コピーライター)
青木美詠子(OB:文筆家)
李和淑(OB:スプリング/クリエイティブディレクター、コピーライター)
岩崎亜矢(サン・アド:コピーライター)
笠原千昌(サン・アド:クリエイティブディレクター、コピーライター)
第三夜 9月3日(水)「サン・アド都市伝説」
中村禎(OB:電通/クリエイティブディレクター)
佐倉康彦(OB:ナカハタ/クリエイティブディレクター)
松崎茂登(OB:マテ社/CMディレクター)
小田桐団(OB:ルーフトップ/プロデューサー)
小島潤一(サン・アド:アートディレクター)
南川高廣(サン・アド:プロデューサー)
「サン・アド50年の小宇宙」フェア
開催中、2014年9月22日(月)
場所:代官山蔦屋書店2号館1F 建築・デザイン書籍売場
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