江崎グリコは9月2日、パッケージにメッセージを書き込んでプレゼントできる「ポッキーチョコレート」「ポッキー<極細>」を全国で発売する。メッセージアプリ「LINE」とコラボレーションした商品で、同アプリで表示される「吹き出し」を前面に大きく配したデザインとした。ターゲットは30~40代主婦と「LINE」のヘビーユーザー。主要チャネルはスーパーマーケットとコンビニエンスストアで、店頭価格はオープンだが、150円前後を想定する。
同時に、「LINE」で使える「スタンプ」をプレゼントするキャンペーンも実施する。上記2商品に加え、「ポッキー<大人のミルク>」ほか3商品を購入すると無料でダウンロードできる。ポッキーのLINEスタンプは、2013年9月からの第一弾実施でのべ200万ダウンロードを超えるなど好評の企画。江崎グリコは今回のキャンペーン全体で、「ポッキー」シリーズの売り上げ前年比1割増を目指す。
お菓子を渡して、ちょっとした感謝やねぎらいを伝える「プチギフト」需要を狙った企画。電通総研の調べでは、10~20代の53.0%が「感謝の気持ちをお菓子で伝えた経験がある」と答えており、その内習慣化している人が64.7%している。また、SNSユーザーだとその傾向が強くなることもわかった。
江崎グリコは2013年から、お菓子を通じて「楽しさ」や「幸せ」をシェアする「Share happiness!」をポッキーのブランドコンセプトとして掲げており、新規ユーザーの獲得と、日常的な購買機会の拡大を目指している。
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