クックパッドは1日、出版社や個人料理家と提携し、プロが制作したレシピを閲覧できる月額課金コンテンツ「プロのレシピ」を始めた。料理・生活雑誌や書籍に掲載したレシピ約1万点を閲覧、検索できる。気に入ったものは、サイト上に保存することも可能。
NHKエデュケーショナル、オレンジページ、KADOKAWA、集英社など13社と、料理研究家11人と提携。月額360円（税抜）で見放題となる。クックパッドIDを持っていれば月に3件までは無料で閲覧できる。レシピ提供元には、利用状況に応じて収益を分配。雑誌の紹介ページや、外部の雑誌販売ページへのリンクも設けている。
8月末現在で一般投稿のレシピは181万品に上るが、上級者になるにつれ、「より難易度の高いプロのレシピに挑戦したい」というニーズがあった。これまでも20品500円のパッケージで料理家・プロのレシピを販売していたが、より利用しやすいよう、月額課金サービスの導入に至った。パッケージ販売も継続する。
支払いはクレジットカード決済で、今後は携帯キャリア支払いも導入予定。「プロのレシピ」はパソコン、スマートフォンで閲覧でき、アプリの配信も提供を検討している。10月末まではキャンペーンとして、カード決済を登録すると3カ月間閲覧無料となる。
クックパッドは9月1日、ロゴもマイナーチェンジ。シンボルの「コック帽」とオレンジという色を強調するために枠を外し、ロゴタイプを小文字表記に。タグラインとURLも外し、シンプルになった。
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