見せる+見られる 2つのアプローチで動画の効果を最大化

Yahoo! JAPAN・GyaO!

シャープは今年6月、松木安太郎氏を起用した実況中継風のビデオ広告を、GyaO! およびYahoo! JAPAN上で展開した。企画はGyaO! とシャープが共同で行い、動画サイトの運営などで培ってきた「見られる」動画コンテンツを制作するためのノウハウを存分に盛り込んだという。

Web上で広がる動画ならではの企画を提案

今回紹介する動画は、シャープの4K対応液晶テレビAQUOS「UD20」のプロモーション目的で制作された。

“熱すぎる”スポーツ解説者として知られる松木安太郎氏と実況中継アナウンサーの中村義昭氏が、製品の特徴を実況中継風コントで解説するユニークな内容で、無料動画配信サービス「GyaO!」をはじめとした動画配信サービスで展開された。

この企画はキャスティングも含め、動画のディレクションおよび作品が「見られる」動画コンテンツになるための設計をGyaOが担当した。

広告主であるシャープからの要望は、「Web動画を活用し、購買力のあるインターネットユーザーへ新製品の4Kテレビの認知を広げたい」というものだったという。

テレビCMにはない、Webならではの広がりを作れる動画コンテンツが求められる中で、「見られる」動画コンテンツ制作についてプロの知見を持つGyaOに企画からの参加の打診があった。

この話を受けたGyaOでは、インターネットユーザーと親和性の高い、松木氏を起用した実況中継風の企画を提案。

GyaO 営業本部 ソリューション営業部 マネージャー 濱田雄司 氏

GyaO 営業本部 ソリューション営業部 マネージャー 濱田雄司 氏

「Web上で引きのある面白いものにするために、単なる広告ではなく、『コンテンツ』にもなるように、シャープのWeb企画担当者と繰り返し、相談しながら制作しました」とGyaO濱田雄司氏は話す。

松木さん出演の話題性や、コントやオチの面白さ、製品の特徴を小出しにしながら商品を最後まで明かさないといった方法で視聴者の興味を引き、最後まで見てもらえる動画に仕上げた。

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完成した動画は、「インストリーム」、「インスクロール」(図1)に出稿したほか、GyaO! の「バラエティ」カテゴリのコンテンツとしても掲載。さらに、Yahoo! JAPANトップページのYahoo!映像トピックス枠に取り上げられたことでアクセスが一気に伸び、7月末現在、同記事ページは18万を超えるPVとなっている。視聴者からは「シャープの広告が面白い」といったポジティブな反応があり、他の映像サービスでも「松木」という検索キーワードから同映像の視聴に数多くつながったという。

見られる動画素材制作の知見は媒体社が持っている



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