米Twitter社は8日、ツイート(投稿)から商品を直接購入できる機能のテストを始めた。アパレル大手のバーバリーやホームセンター大手のホーム・デポといった企業だけでなく、エミネムやファレル・ウィリアムス、メガデスや、非営利団体など25のブランドやミュージシャン、団体が参加する。
対象は、スマートフォン向け公式Twitterアプリを利用する一部の米国ユーザー。参加ブランドやミュージシャンのツイートに、「Buy(買う)」ボタンが表示されるようになっている。ボタンを押すと商品詳細ページに移動し、発送先やクレジットカード情報などを入力すると決済される。今後は対象ユーザーを増やし、また情報入力も一度で済むようにする方針。
米Twitter社は今回のEC機能拡充について、「Twitter上限定の商品展開なども考えられるだろう。企業は、Twitter上で直接つながっているフォロワーを、売り上げに転換する新たな手法を手に入れることになる」と発表している。
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