目に見えないWebの裏側まで理解する
Webはグラフィックのように、目に見えるビジュアルがデザインの全てではありません。グラフィックで培った経験やスキルを生かすには、携わるのがデザインだけであったとしても、構造やシステムなどWebの裏側まで理解していることが必要です。
例えばスマホなどのマルチデバイスに対応したWebデザインをする時に、構造やシステムを理解していないと、PCサイトでは正常に表示されたのに、スマホではレイアウトが崩れているといったことにもなりかねません。加えてクライアントが発注する際には、細部まで踏み込めているかが一緒にプロジェクトを進めるパートナーを選ぶポイントになっています。
それゆえにWebデザインは見た目だけでなく、目に見えない裏側の構造やユーザーのデバイスのOSやWebサーバーの仕組みといった環境までを理解してデザインを進めていくことが必要となります。
ユーザー行動を逆手に取るデザインのルール
そしてWebのデザインには一定のセオリーがあります。Webがインフラとなった今、アクセスするユーザー側にも「Webサイトはこういうもの」という先入観が存在しています。例えば「サイトの左上にはサイトのロゴが配置されている」、「ページの上部やサイドにはナビゲーションがある」といったことです。そうしたルールを押さえて制作することでユーザーは迷わずに目的ページに辿り着くことができます。
そのためWebデザインの特殊性は、携わるのがデザインだけであったとしても、見た目だけでなく、裏側の部分まで踏まえてデザインをする必要性に迫られることにあります。本当の個性があるサイトはこうしたルールのもとに成り立っています。
そこで宣伝会議では見た目と仕組みを何となく理解して済ませるのではなく、グラフィックとの比較からWebの特性を整理し、Webならではのデザインに仕上げるためのセオリーを学ぶ「Webデザイン・ディレクション基礎講座」を開講します
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開催概要
開講日
2014年09月24日(水)
講義時間
10:00~18:00
定 員
60名
講義回数
1日集中
開催場所
NBFアライアンスビル2F 宣伝会議セミナールーム
受講価格(税別)
¥ 38,000