「国民決意の標語」を考えた10歳少女のコピーが天才すぎる
(6)欲しがりません勝つまでは 1942年(昭和17年)
太平洋戦争時に大政翼賛会と複数の新聞社が「国民決意の標語」を募集、入選した十篇の入選作です。
4日間で32万通の応募!大成功キャンペーンじゃないですか!クライアント大喜び!
見出しは、
・「国民決意の標語」を考えた10歳少女のコピーが天才すぎる
でしょうね。なんか一気にライトになっちゃいますねwww
ただ!!当時、作者は東京の十歳の少女が作ったと宣伝されたんですが、戦後、この少女の父親が作って娘の名前で応募したものと判明したそうです!!うわー!今なら大炎上しそう!!
まあ冷静に考えると10歳が考えるわけねーだろ!とも思いますけどね。
あの名コピーも、現代だとクレーム殺到で炎上したかも…
まず、これは現代だったら面倒なクレーマーから炎上させられますね……やれやれだぜ。
で、その事象がまず記事化されちゃって、変な盛り上がり方する可能性があります。
「サッポロビールCMが差別的だと批判殺到で大炎上」
みたいな感じで。
ただ、今怖いのが、それでクリエイティブを変えさせられたり、中止になっちゃったりするから怖いんですよね。あー、ホントに面倒くさい。
最近でもクレームとかでざっと中止になったCM見てみてくださいよ。
・キリン チューハイ本搾り「カエルCM」
【広告】キリン、チューハイ「カエルCM」中止 未成年飲酒誘発?
・東京ガスCM「母からのエール」編
リアルすぎ?東京ガスの新CMに批判が出て放送中止に
・ホクト「立派なきのこ」CM
「立派なキノコ」のCMはなぜ生まれたのか キノコ大手、ホクトの決断と異常気象の接点
・全日空 羽田空港 国際線増便CM
「金髪、高い鼻」に苦情殺到、CM取りやめ 全日空
「は??なにが悪いの?」って感じですよね。広告マン、クリエイターさんの皆さん負けないでください!!一部が言ってるだけなんで気にしないで放っておけばいいんですよ。なんか色々言われた方が良い広告だと思いますけどね。
ネットでワーワー言われてもクライアントには「メチャクチャ盛り上がってますよ!狙った通りです!」って言ってやりましょう。
次ページ 「【大阪終了のお知らせ】超巨大なカニが発見され話題に」に続く