参加者同士、思考プロセスや応募予定のコピーを大公開
勉強回の後半で実施したのは、その名も「公開宣伝会議賞」。参加者全員で今年の課題に取り組み、考えたコピーを発表し合った。「ここで発表された、他の人のコピーは応募しない」というルールのもと、くじでランダムに決めた2つの課題に取り組んだ。
はじめに、登壇者の佐野さんが自分の考えたコピーを発表すると、会場からも次々と手が挙がり、様々な切り口のアイデアが飛び交った。また、それぞれの思考プロセスまで発表していくことで、そこからヒントを得て次のコピーが発表される、という場面も多く見られた。
宣伝会議賞 応募期間の2カ月は、自分一人でひたすら課題と向き合う、孤独な戦いというイメージが強いかもしれない。しかし、今回の勉強会を終えて、「応募者は皆、ライバルであり、仲間でもある。励みになりました」「孤独な戦いじゃないんだと思えてよかった」「やる気も要領もUP!」など、周りの人と意見を出し合いながら、1つの課題に取り組むことに対する新鮮さを実感したという声が多く寄せられた。
協賛企業賞を受賞したことで、自信を持つことができ、世界が変わったという佐野さんと村田さん。最後には、「みんな、(一つでも多くの作品が審査を)通過するといいですね。贈賞式で会いましょう!」と呼びかけ、勉強会は締めくくられた。
「宣伝会議賞」に関連する記事はこちら
コピーライターの登竜門、『第52回宣伝会議賞』応募受付開始しました