電通が行う社会貢献活動「広告小学校」プロジェクトが9日、「メセナアワード2014」(企業メセナ協議会主催)の優秀賞(子どもクリエイティブ賞)を受賞した。
広告小学校は、CM づくりを通して、子どもたちの「伝え合う力」の基礎となる「発想力」「判断力」「表現力」「グループによる課題解決力」などの育成を目指すプロジェクトとして、2006年にスタートした。東京学芸大学との協働で開発した教材を希望する学校に無償提供し、これまでに全国190校で2万2000人を超える児童が体験している。
経営資源を子どものコミュニケーション教育に活かし、教材と指導方法をパッケージにすることで、全国各地の教育現場で活用されていることが評価された。
2011年には広告小学校の活動をまとめた書籍「広告小学校 ~CMづくりで、『伝える』を学ぼう。~(版元:宣伝会議)」を発行している。
メセナアワードは、企業メセナ協議会が企業による芸術文化支援(メセナ)の充実と社会からの関心を高めることを目的に、1991年に創設した。前年度に実施されたメセナ活動を公募し、全国各地の優れたメセナ活動を表彰している。
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