開講の背景
『宣伝会議』は1954年の創刊以来、企業の宣伝・広告、マーケティング・コミュニケーション領域の最新情報、優良事例、ニュースを毎月お届けしてまいりました。60年前と現在の宣伝・広告を取り巻く状況は全くの別物といってよいほど形を変え、マーケティング・コミュニケーションが企業活動の根幹を担う重要な要素となっています。とりわけ、クリエイティブの重要性も大きく変化しています。
創刊当時、多くの宣伝・広告は経営者によって戦略が立案され、クリエイティブとして表現されていました。その後、宣伝機能を果たす宣伝部や広告会社が台頭し、宣伝・広告は経営者の意向に沿ったクリエイティブを作られるようになりました。そして現在、広告好感度上位にあげられる企業は、再び企業のトップ自らがクリエイティブに関与しています。そのそばには白土謙二氏などのクリエイターがおり、経営陣のもつイメージや言葉を具現化しています。
このように、現在クリエイターに求められていることの一つとして「企業課題をクリエイティブで解決する」ということが挙げられます。広告やキャンペーンといったプロモーションだけでなく、接客やプロダクト、ディスプレイ、建築物、そして経営方針にまで及ぶ「ヒト・モノ・ハコ」のデザイン設計ができ、経営課題に切り込めることは、クリエイターとしての活躍領域を広げることにつながります。
宣伝会議ではこうした時代背景を捉え「企業課題を解決するクリエイター養成コース」を開講します。第一線で活躍するクリエイターによる、クリエイターの新しい仕事領域を拡大するための講座です。
受講対象
広告会社・広告制作会社・Web制作会社その他企画、制作に携わるクリエイター、クリエイティブディレクター、アートディレクター、 デザイナー、広告主企業の宣伝、マーケティング担当者、商品開発担当者
開催概要
開講日
2014年11月29日(土)
講義時間
10:00~15:00
定 員
40名限定
講義回数
6日間
開催場所
東京 南青山周辺
受講価格(税別)
¥ 200,000