カンヌライオンズ2013で史上最多5部門のグランプリを獲得するなど、国際広告賞で高い評価を受けている、オーストラリア・メルボルン鉄道の安全啓発キャンペーンムービー「Dumb Ways to Die(バカな死に方)」。
バレンタイン(詳しくはこちら)やエイプリルフール、今夏SNSを中心に話題になった「アイスバケットチャレンジ」や、メルボルン国際映画祭など、世の中で話題になっている出来事やイベントに合わせて、特別版の動画をタイムリーに公開している同作が、今度はハロウィンバージョンを公開した。
「Dumb Ways to Die」ハロウィンバージョン。ムービーの最後には「ハロウィンと電車には気を付けて!」のメッセージが。
インタラクティブ要素も盛り込まれていて、ユーザーは「Trick(いたずらする側)」か「Treat(お菓子をあげる側)」か、好きなキャラクターを選び、2パターンの“ひどい死に方”を見ることができる。
企画制作は、オリジナルバージョンと同じくマッキャンメルボルンが担当した。
オリジナル版アニメーションが公開されたのは2012年。その後もキャンペーンの鮮度を保つため、同社のクリエイティブチームは先のような特別版ムービーを制作すると共に、キャンペーンの世界観を踏襲したオンラインゲームの制作も進めている。ゲームはスポーツをテーマにしたもので11月にローンチ予定。ランニングマシンやエアロバイク、レッグプレスやベンチプレスなど、スポーツジムでのトレーニングシーンが舞台になるようだ。
現在は、ゲーム公式サイトで予告編ムービーを見ることができる。槍投げをモチーフにしたもので、キャラクターの手から放たれた槍は、弧を描きながら遠くへ飛んでいく。飛んで行った先には、案の定、別のキャラクターが…。スポーツシーンの“Dumb Ways to Die”をコミカルに描く。
「Dumb Ways to Die」公式サイトで公開されている、今月ローンチ予定のオンラインゲームの予告動画。
「Dumb Ways to Die」のオリジナル版。
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