D&AD賞、2015年度日本人審査員決まる

ロンドンに拠点を置く非営利団体D&ADは、第53回目となるD&AD賞の概要と審査員について発表。作品の募集を開始する。

本年度は、全25部門。新規部門として、従来サブカテゴリーとして設けられていた「ブランデッドフィルムコンテンツ&エンターテイメント」部門を新設。部門内のサブカテゴリーとして、TV、フィルム、オンライン、ドキュメンタリーが設けられる。

また、2012年に設立した「ホワイト・ペンシル」部門(クリエイティブフォーグッド)には、複数の新規サブカテゴリーを導入。主体となる団体をブランド、NPOに区別し、近年デザイン業界で重視されるサービスデザインの概念を反映した内容とした。

さらにパッケージデザイン、プロダクトデザイン、ラジオ広告部門にテクノロジーもしくはイノベーティブな新たな取り組みを評価するサブカテゴリーを導入する。

そして昨年までの「TV&シネマ広告部門」の名称を、「フィルム広告部門」として更新する。

全部門における審査員は、約200人。うち、25部門から構成される部門の審査部門長にはその分野における真のリーダーとして活躍する最も高いプロファイルをもったメンバーが選ばれている。

本年度はインテグレーテッド&イノベーティブメディア部門長をEric Kallman(Executive Creative Director at Goodby, Silverstein & Partners)、ブランデッドフィルム コンテンツ&エンターテイメント部門長をKai-Lu Hsiung(Managing Director at RSA/Black Dog Films London)、デジタルマーケティング部門長をPJ Pereira(Chief Creative Officer at Pereira & O’Dell)、プレスアドバタイジング部門長をPiyush Pandey(Executive Chairman and Creative Director at Ogilvy & Mather Mumbai)らが務める。

次ページ 「本年度の日本人審査員」へ続く

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