インターネット分野で優れた成果を挙げた人材を表彰する第2回Webグランプリ(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の「Web人部門」の受賞者が14日発表され、「Web人大賞」には良品計画の奥谷孝司氏(WEB事業部部長)が選ばれた。
「無印良品」を運営する同社のWeb施策を統括する奥谷氏は、2013年5月にリリースしたモバイルアプリ「MUJI passport」のプロジェクトを主導し、デジタルと実店舗を結び付けて顧客にサービスを提供する仕組みを構築した。社内や経営層を巻き込んでプロジェクトを成功に導いたプロデュース力が評価された。
「Web人賞」にはハンズラボ社長の長谷川秀樹氏、スタートトゥデイ取締役の清水俊明氏がそれぞれ選ばれた。
長谷川氏は、東急ハンズの社内システムの内製化、クラウド化を推進したほか、新たな収益源開発に取り組む「ハンズラボ」を設立した。清水氏は、通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する同社の中で「カスタマーフレンドシップマネジメント」戦略を推進し同社の成長に貢献した。
同賞はこれまで「Webクリエーション・アウォード」として10回開かれてきたが、昨年から「企業ウェブ・グランプリ」と統合して「Webグランプリ」にリニューアルしている。
贈賞式は12月4日、東京都港区の八芳園で開かれる。
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