ベクトル、11月28日にマザーズから東証一部へ

ベクトルは17日、マザーズから東証一部への市場変更が承認されたと発表した。市場変更日は11月28日。11月7日に一部または二部への変更について承認されていたが、このほど正式に一部への指定が決まった。

同社は1993年設立。2012年3月27日に東証マザーズに上場した。国内で上場している主要PR会社は、共同ピーアール(2005年、ジャスダック)、プラップジャパン(2005年、ジャスダック)、サニーサイドアップ(2008年、ヘラクレス)など。

日本パブリックリレーションズ協会が隔年で実施している「PR業実態調査」では、市場規模はPR業全体で 901 億円(2012年度)と推計されている。2008年度(741億円)、2010年度(793億円)と比較しても伸長しており、これらをけん引しているのはデジタル、ソーシャル領域の業務であるとされてきた。

ベクトルも2012年の上場時に「アジアを代表するPR会社」「アジア・ASEAN市場への早期進出、事業化」という方針を掲げ、近年はアジア各国で拠点を構えるほか現地の事情に即したPR支援サービスを投入するなど、グローバル展開を加速させている。


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