ヤフーは27日、1年間で検索件数が最も増加した人物、作品、商品を表彰するアワード「Yahoo!検索大賞」を新設したと発表した。
検索サービス「Yahoo!検索」のデータをもとに、2014年1月1日~11月1日の期間中、前年と比べて検索数が最も上昇した対象を選出・表彰するもので、評価指標である「検索急上昇指数」は次のように算出される。
2014年検索急上昇指数=【2014年(1月1日~11月1日)の1日あたり平均検索回数】-【2013年1年間の1日あたり平均検索回数】
同賞は以下の全3カテゴリー・17部門で構成され、最高賞の「大賞」は、「パーソンカテゴリー」の中から1名選出される。
「パーソンカテゴリー」(7部門)
アイドル部門/モデル部門/ミュージシャン部門/お笑い芸人部門/アスリート部門/女優部門/俳優部門
「カルチャーカテゴリー」(5部門)
アニメ部門/映画部門/ゲーム部門/小説部門/ドラマ部門
「プロダクトカテゴリー」(5部門)
飲料部門/お取り寄せ部門/家電部門/クルマ部門/コスメ部門
第1回の結果発表および表彰は、12月8日に都内会場にて行われる。当日は、会場の様子を公式ツイッターで実況するほか、公式サイトでも結果を公開する。
発表に先立ち、公式サイトでは、2014年に最も検索数が上昇した“ひらがな”が「あ」だったことが発表されている。
公式サイトで公開されている動画。2014年に最も検索数が増加した“ひらがな”である
「あ」を巨大な“人文字”で表現している。動画後半には、言語学者の金田一秀穂氏も登場。「あ」の検索数増の理由についてコメントしている。
ヤフーは、「検索は、人々が興味・関心を持つ対象について調べる能動的な行動。
そのデータに基づいて実施される本賞は、まさに国民が選んだとも言える民意性の高い賞」としており、今後、年末の新たな風物詩として定着させていくことを目指す。
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