国境もデジタルの境界もチームで乗り越える

インプットを共有し、良い循環を生み出す週1の会議

国境を越え、デジタルとアナログの境界もなく活動するために、週に一度、スタッフ全員が集まる会議を開き、企画やアイデアを共有する機会を設けている。

「それぞれがどこかで見たり、面白いと感じたことをチームで共有することで、良い循環が生まれています」(西さん)。

新人も企画会議に参加し、考える習慣をつける「筋トレ」の機会として活用している。デザインと異なり、企画はアイデアの種や、発想の元が重視されるので、経験や実績の影響が少ない。西さんは「新人の意外性のあるアイデアをなんとか世に出せないかと考えたり、刺激を受けるのはおもしろい」と、人材育成にとどまらない効果もあると話す。

今後は、東京、上海、香港で人材の交流を進め、「国境とか国籍とか関係なしに自由に行き来して、みんなが各地をグルグル回りながら楽しく仕事ができると良いなと思っています」(西さん)。

将来の日本経済を考える上でも中国市場は未だ無視できない存在。日本と中国の架け橋となるグランドデザインのような存在は、きわめて貴重で今後の活動に注目が集まる。

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左前から藤原夕貴さん、星野千衣子さん、狩集美穂さん、竹内春香さん、林珮芸さん、谷井瑛里子さん、安松葉さん。左後ろから馬怜郁さん、辻野貴文さん、山入端悠さん、工藤純平さん、藤原準さん、阿部一雅さん、西克徳さん。

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