BoBAさんが「待ってる」。オンライン動画公募コンテスト——Brain Online Video Award(BOVA)課題発表

アサヒビールほか8社が課題を出題

BOVA告知ビジュアル

グランプリは賞金50万円。月刊『ブレーン」が主催する、オンライン動画のコンテスト「Brain Online Video Award (BOVA)」が12月1日、スタートした。協賛企業からの課題に応える3分以内(未発表に限る)の動画を公募形式で募集。

本アワードは、昨年に続き2回目の開催。今年は告知ビジュアルに「BoBA」の愛称で知られる俳優・田中要次氏が登場、「(BoBAがBOVAへの応募を)待ってる。」と呼びかける内容になっている。

協賛企業は、アサヒビール、グループセブ ジャパン、ソネット、ナビタイムジャパン、日本自動車連盟、ニューバランス ジャパン、ふくおかフィナンシャルグループ、レキットベンキーザー・ジャパンの8社で、課題内容は、発売中の月刊『ブレーン』1月号または特設サイトから見ることができる。

澤本嘉光氏ら6名のクリエイターが最終審査員

課題発表号 月刊「ブレーン」1月号

応募された作品は、一次審査を経て、最終審査員である川村真司氏(PARTY)、木村健太郎氏(博報堂ケトル)、齋藤精一氏(ライゾマティクス)、佐々木康晴氏(電通)、澤本嘉光氏(電通)、谷川英司氏(TOKYO)の6名のクリエイターの審査を経て受賞が決定する。グランプリは賞金50万円、準グランプリには賞金20万円が贈られるほか、「審査員特別賞」や、Web上での一般投票を通じて決定される「ユーザーエンゲージメント賞」、「協賛企業賞」、「学生部門賞」がある。

開催の経緯について月刊『ブレーン』編集長の篠崎日向子は、「生活者がソーシャルメディアを通じ、お気に入りのコンテンツやオンライン動画をシェアし合う時代が来た。また一般生活者が自ら制作しWeb上にアップした動画が、ネット上で広く拡散し、テレビなどのマスで取り上げられる逆転現象も起こっている。そうした流れを受け、オンライン動画をプロモーションや生活者とのエンゲージメントのために活用する企業が増えてきている。本アワードを通じ、映像の可能性を広く世の中に伝えていきたい」と説明する。

「学生部門賞」を新設、公開済みの動画を応募できる「広告主部門」も

今年は新たに「学生部門賞」も設立。スクールパートナーに女子美術大学、東京藝術大学、東京デザイン専門学校、東北電子専門学校、名古屋学芸大学、立命館大学の6校を迎え、学生からの応募も広く募る。「昨年は、そのクオリティの高さで話題となったコマ撮りムービー『こくせん 黒板戦争』を制作した学生チームからも応募があり、ネット上で話題となった。こうした若い才能を発掘・育成する場にもしていきたい」(篠崎)。

また、本アワードでは企業が既に公開しているオンライン動画を応募できる「広告主部門」も設置している。

昨年のグランプリは、カンヌ チタニウム&インテグレーテッド部門グランプリを始め8部門で15の賞を獲得、第17回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門でも大賞を受賞した「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」。今年は2014年3月1日から2015年3月16日までに企業のWebサイトや動画共有サイトなどに掲載された動画が対象となる。応募は「一般公募部門」同様、特設サイトから。両部門とも3月16日(金)締切。


12月15日(月)には協賛企業各社のマーケティング・広報責任者による
オリエンも開催。より実現場に近い状況下で応募できる。詳細はこちら

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