大学研究でわかったキッザニアが子供にもたらす価値
キッザニアもサービス提供から8年が経ち、来場した保護者から子供が「家のお手伝いをするようになった」「将来のビジョンを明確に考えるようになった」などの話をいただくようになりました。これらの意見を客観的に検証し、裏付けするために大学との研究を行っています。
立教大学 現代心理学部 小口孝司教授との調査では、キッザニアの体験前後や体験回数によって「生活態度が改善する」「勉強に対して非常に熱心になる」というデータが得られたほか、仕事に対するイメージワードも体験前後でポジティブなものへと変化することがわかりました。また、幼い時にキッザニアを体験したことのある大学生は体験したことのない人に比べて「職業に達成感を求める」というデータも得られました。
さらに、関西学院大学 人間福祉学部 甲斐知彦教授との研究では、キッザニアで働いているスタッフにも教育的効果が現れるというデータ、東京大学 大学院教育学研究科 牧野篤教授との研究ではキッザニアの中での子供たちの表現・表情・発話が変化するというデータも得ております。
こうした研究がキッザニアが他のテーマパークと違うことの裏付けになりますので、これからも進めていく予定です。