Googleが解説、2014年YouTubeで話題になった10の動画広告に学ぶ5つのポイント

3 やっぱり「ねこ」動画!インターネットで人気のキャラクターや動物が登場する動画

「初音ミク」などインターネットが出自のキャラクターの活躍が目立っている。特にゲームやエンターテイメントの分野では、こうしたキャラクターを活用したデジタルコンテンツが人気だ。また、動物やペットの撮影動画は鉄板ネタ。インターネットでの広がりを意識したコラボレーション動画や、演出を取り入れた動画が視聴された。

事例

日本KFCホールディングス・ピザハット
【特報】ピザキャット!店 GRAND OPEN | “Grand Opening! ­Pizza Cat! Store­”

ロート製薬・デジアイ
デジアイ×初音ミク プロジェクトムービー

4 MadeForWebを意識したストーリー性

Webならではの展開を意識したMadeForWeb動画に趣向を凝らしたものが多く登場。サービスや商品に直接的に関係していなくても、ユーザーが1つのコンテンツとして楽しめることを意識して作られた動画が視聴回数を伸ばしており、広告動画という概念を超えた作品にユーザーの関心が寄せられた。

事例

オークローンマーケティング・ショップジャパン
フレンチブルドッグ ボブのお留守番クッキング

ネスレ日本・キットカット
キットカット オトナの甘さ ビター・スウィート ~オトナの交差点~ 『春子篇』

5 話題になったテレビCMの長尺版など

テレビCMの15秒・30秒版に加え、長尺版のテレビCMをYouTubeに掲載し、プロモーションのプラットフォームとして活用するケースが増えている。テレビで話題になったCMがYouTubeでも同様に視聴され、視聴者から高い支持を得ている。

事例

サントリーホールディングス・天然水の森
企業広告『入社前』篇 60秒 トミー・リー・ジョーンズ サントリー C

メルセデス・ベンツ日本・GLA
メルセデスジャパン Go GLA! ルイージ篇

2014年は2月にはモバイル端末からのYouTubeの視聴ユーザー数がPC端末からの視聴ユーザー数を逆転した。今もその差は拡大し続けている。スマホ視聴を前提とした動画制作のアイデアが2015年はより強く求められそうだ。


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