テレビ関係者はネットメディアを見ている!
オレが「なんか来そうだな…」みたいにバズる時の肌感なんですが、「テレビ・交通広告などで露出→ソーシャル、まとめサイトとかで話題→ネットニュース(ポータルサイトに外部配信)&キュレーションサイト&バイラルメディア→テレビで取り上げられる→ソーシャルで話題…」というゾーンに入った時が一番スゴいですね。
実際、「トヨタAQUA」「カレーメシくん」「ペプシネックス」「カルビー三又」はもろにそのゾーン状態でした。こればっかりは編集者の感覚っていうか、なんていうか…「天龍源一郎の意味不明な競馬実況」は、逆でネットで話題になってテレビに取り上げられたパターンな気がします。
…テレビはまだまだ強いですね、やっぱり。(結局、ネットの記事でページビュー良いのもテレビネタ多いですしね)テレビ見る人は減ってるみたいですけど。ソーシャル使う人でテレビ見ている人は増えてるんですかね?よく分かんないっすねえ、ここら辺。
あと、最近テレビ関係者の方から「御社の記事を使っていいですか?」と、問い合わせが良く来ます。他の媒体関係者と話していてもそういう話が多いようで、ネットからネタ探すようになってきてるんですね。
今後テレビとネットメディアが近づいていったら、面白い展開になりそうだなあ。ネットメディアも「ノンストップ!」狙っていこう!みたいになるかもですねw
「ネットニュース」になりやすい広告・なりにくい広告の違い
あと、広告はネットニュースになりやすくなっているんじゃないかな?って思います。儲からないのに何故か媒体増えてきてますし、やっぱりネタは各媒体欲しいですからね。だから、チャンスな気がスゲーします。
ただ、これは「なりやすい」広告に関しては、です。逆に「これ無理だろ!?」みたいなのも増えてる気がしていますが…
「じゃあ、ネットニュースになりやすいのはどういう広告か?」っていうと、「ネットに媚びてない、狙いすぎてない」のが良いのではないでしょうか。
あと、「ネットの中でもどこを狙うか」で大分変ってきますんで、そこは引き続き要チェックですね。なんでもかんでもヤフトピの時代じゃないっすね。まとめサイト狙い!とかバイラルメディア完全制覇!とか…色々あると思います。
2014年はネットニュースを取り巻く環境も大きな変革期を迎えました。
キュレーションメディアは、良くも悪くも、凄かったっすね…味方なのか敵なのか、まだよく分かんないっすね。「キュレーションのおかげでメディアは面白くなる!」って言われてるらしいですけど、現場にそんな感じまったくないですね。しばらくはクリンチしつつって状態は続くと思います。ただ、既存のポータルサイトより破壊力あるのは確かです。
バイラルメディアも一発屋っぽく良くも悪くも目立ってましたけど、日本はちょっと訳わかんない展開になっちゃってます。色々ありますけど、数字の規模は出ているし、動画の再生数も出るらしいんで、そのあたりのやり方?とか使い方は要チェックだと思います。
ウチを含めたひな壇ニュースサイトにとっては朗報かも、ですね。オレがやってるAolニュースはずっと500万PVぐらい行ったり来たりだったんですが、12月は3週目で600万PV超えてるんで、年末下がったとしても800万PVぐらいには着地できそうです。近いうちに1000万は見えてきました。
実際リファラーを見ると、Yahoo、検索、スマートニュース、LINE、フェイスブックって感じです。Livedoorニュースに関しては、Livedoorニュースにウチが配信した記事からまとめサイト行くことが多いんで、これもかなりアツいですね。
今までヤフーニュースって大物MCしかいなかったのが、色んなMCが出てきた感じです。逆にひな壇ニュースサイトはチャンスだし、真価を問われている時期に来てるかもしれません。
あと、googleもオリジナル記事、1次情報を出してるニュースサイトを優遇してるみたいなんで(噂ベースなんで分からないですけど)、もっと変わっていきそうな気がしますね。是非みなさん、もっとネタをくださいませ!ネタが無ければ媒体なんて潰れちゃいますから。
さあ……2014年も色々ありましたが、来年は「バズフィード日本版」っていう黒船が来るらしいんで日本勢は引き続き頑張って迎え撃たなくっちゃ。