スマーケターくんを使いこなせますか?
どうですか?便利ですよね?スマーケターくんをどう使いこなすかはあなた次第です。
ひとつ言い忘れましたが、このマーケティングロボットはすでに多くの企業からの引き合いがあり、今後増産予定で、あなたの競争相手ももうすぐ導入することが予想されます。
以上、未来の世界を想像してみました。
このような仮想のマーケティングロボット、スマーケターくんですが、このロボットの導入を本気で考えるかどうかは、そのまま今最先端のマーケティング手法やツールをどのように使いこなすかに、日々頭を悩ませる多くの企業のマーケターと一緒なのではないかと、自分は想像します。
もちろん上記のマーケティングロボットのスペックを聞いただけで、「導入すれば他社に勝てる!」と思うのは早計です。いくら優れたオートメーションでも導入することが目的ではありません。それに、いずれ他社も同様にこのロボットを使い始めることを忘れてはいけません。
ロボットを使うことの先行者優位はおそらく多少はあるでしょうが、これもどれだけ真剣に活用するかによって、そのビジネスに対する影響力が違ってきます。どんなに最先端の技術を使っても、市場や業界を変える影響力やスケールを持たなければ、いずれ逆転されてしまうでしょうから。
スマーケターくんに限らず新しいマーケティングツールを採用する際に明らかなのは、その理想的なパフォーマンス能力そのものではなく、それを用いてどんなマーケティング戦略を描くのか、という最も根本的かつ本質的な質問に答える必要があります。
そう考えてはじめて自社に必要なイノベーションが何であるべきなのかに気づくでしょう。