家電メーカーも自動車関連展示を目玉に
もう一つ、特徴的な傾向としては自動車メーカーではなく家電メーカーが自動車関連の出展を加速させていることです。パナソニックはフォードとSYNC3というプラットフォームのアライアンスを行っており、SYNC3を前提とした自動車向けソリューションの出展を行っています。
また、シャープは自動車向けに加工自由度の高い液晶ディスプレイの出展を行っており、展示の目玉となっておりました。コネクトされる自動車のダッシュボードは、液晶ディスプレイが主流になるのは時間の問題であるように思えました。
シャープによる自動車ダッシュボード向け液晶ディスプレイの展示。
パナソニックによる自動車関連サービスの展示。フォードのSYNCとも連携。
パナソニックによる大型液晶を使ったダッシュボードの提案。
次回へ続く。
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森 直樹(もりなおき)
電通 CDC プロジェクト・プロデューサーズルーム部長、事業開発ディレクター
メーカー、調査会社、ネット系ベンチャーを経て2009年電通入社。デジタル&テクノロジーを活用したソリューション開発に従事し、AR(拡張現実)アプリ「SCAN IT」、イベントとデジタルを融合した「SOCIAL_MARATHON」などをプロデュース。
近年は、デジタル・テクノロジーによる事業成長戦略の立案や、UI/UX コンサルティングによる事業成長支援などに取り組む。グッドデザイン賞、広告電通賞(デジタル広告)、Spikes Asia (PR等)など受賞。著書に「モバイルシフト」(アスキー・メディアワークス、共著)等。
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